ゆとり教育見直しだって
川崎市の小中学校が2期制になったのって、週休2日になって授業時間が減ったのをフォローするため(始業式や終業式が減れば授業ができるって)なので、土曜の授業が復活したら、また3期制にもどるのかな。
文字通り「ゆとり教育」を信じてしまった親(=勉強は学校任せ)のお子さんは、たぶん相当学力難に陥っていると思うんですよ。
たとえば、九九をすらすら言えるまで特訓する時間って、今の学校にはないと思うんですけど、それを家庭でしっかりフォローしなければ、3年生で出てくる2桁×2桁のかけ算がのろくなりますよね(九九を4回やって、さらに足し算をするので)。
それに、54÷9とかを筆算始めちゃう子とか…。九九は徹底的に覚えさせてほしい。
さらに、小学1年生の算数って、しっかりやっておかないと、けっこう後々まで引きずる内容てんこもりなんですよ。たとえば2数の和で10になる組み合わせを染み込ませたり、13−7のような繰り下がりの引き算も、暗記レベルまで鍛えたいところ。
私が算数、数学を教えているので算数の話になりましたが、他の科目も同じようなことがあるんじゃないでしょうか。
もちろんそんな簡単な話じゃないことはわかってるんですけどね。小学校に上がる前の家庭や幼稚園、保育園での過ごし方で大半が決まるような気もしますし。ということは、うちの娘ももう大半決まっているのか!(爆) この4月から小学校…。
今「ゆとり教育」を受けてしまった生徒の親は、まだゆとり世代じゃなかったから(自分もまだ土曜日に授業ありました)、それなりに意識のある親だったら、ちゃんと自分の子どもにあれこれやっていると思うんですよ。でも、今のゆとり世代が親になった時が…。それまでに学校がちゃんと「勉強を教えてくれる」場にならないと、大変なことになっちゃいますよ。
ますます塾が必要とされる時代が…(笑)。
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Comments
>小学校に上がる前の家庭や幼稚園、保育園での
>過ごし方で大半が決まるような気もしますし。
同感です。
学力を構成するのは、読解力と生活力(生活に根ざした数量感覚など)と好奇心だと思います。
どれだけ本を読んでいるか、家でお手伝いをしたか、外でいろんな体験をしたか、で相当違ってくるのではないでしょうか。
塾時代に保護者といろいろ話をしましたが、
読解力に難のある子は、
小学校に上がる前の時期に、TVに子守りをさせている家庭の子が多かったように思います。
小学校の授業時間の長短を議論する際に、必ずといってよいほど出されるのが、フィンランドが読解力が高いにもかかわらず授業時間が短いという例です。
しかし、フィンランドでは家庭での読書が奨励されていて、父親も残業せず早く帰ってきて子どもの面倒を見るというお国柄であるという点に注意する必要があります。
アメリカなどでもかなりの量の宿題が出るようですし。
日本は先進国で一番家庭学習時間が短い国です。
勉強は学校任せの親が多い日本の現状からすれば、授業時間や内容をきちんと学校が確保しなければいけないのでしょうね。
そうであれば、1学級の児童数をもう少し減らして、かつ教員の数を増やす必要があるでしょうね。
Posted by: macky | January 27, 2007 03:58 PM
お、さすがのコメントですね。
でも、「お宅のお子さんは幼少期こうだったから、読解力がないんですよ」とは親に言えないわな(笑)。
仕事柄、子育てに関して思うところはたくさんあるので(テレビに子守りもそうだし、数的感覚の目のつけどころとか)、それを参考に娘を見てきましたが、さて、どんな風に育つのかな(笑)。
最近「学力=ボキャブラリー」という結論に落ち着きつつあるので、娘が「それってどういう意味?」と聞いてきたときには、必ず丁寧に対応するようにしています。
それと、親が「勉強=楽しい」って子どもに伝えることかな。
Posted by: 珍家 | January 29, 2007 11:56 PM