悲しみモニュメント/南野陽子
▼1986年3月21日発売 3rdシングル
既にスケバン刑事で知名度は急上昇。前作「さよならのめまい」でブレイクしたからか、この曲は「さよなら〜」の姉妹曲という雰囲気ですが、残念ながら前作ほどゾクゾクこなかったというのが、正直な印象でした。
それよりも、「スケバン」を離れたB面「春景色」が、彼女のイメージをしっかりと暖めていて、これから高校に上がるという私をドキドキさせたものです(笑)。そんな「スケバン」と対極にあるようなこの曲を、アルバム『GERATO』の1曲目に抜擢したのは、ある意味当然の選曲だったのかもしれません。この曲が1曲目にかかるだけで、『GERATO』が名盤になる、そんな感じです。まさに正統派。それに、卒業ソング数あれど、付き合っている彼氏が浪人、私は大学1年生になるなんていうシチュエーションの曲はなかなかお目にかかれません。
#いろいろ検索しましたが、「春景色」のレビュー、多いですね(笑)。
と、ここまで書いていたら、そういえば「春景色」をテレビで歌ったのを見た記憶がある!と、ビデオを探してみたら…ありました。1990年2月28日の「夜ヒット」。時期的には「フィルムの向こう側」と「ダブルゲーム」の間で、フジテレビの特番に出た絡みでの出演だったようですが、ここでこの曲を持ってくるのはなかなかのツウですな。残念ながらゴージャス風の衣装のDee-Deeが曲に合っていなかったですが(笑)。
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