5 posts categorized "学問・資格"

February 15, 2008

日本史も地理も勉強せい

 たまにはこんなネタも。

 公立高校の入試制度では東京や埼玉、千葉の後追いだった神奈川県が、珍しく先行して決めたようですね。

日本史、全県立高校で必修科目に…神奈川県教委(読売新聞)

 ニュースを見ると、「日本史」か「地理」+「郷土史」+「世界と日本の近現代史」のどちらかを選択するとのこと。どちらを選択しても、いわゆる「日本史」の一端は勉強できるようにする訳ですね。

 私情としては、大学で地理学を学んだこともあり、歴史偏重にちょっと複雑な気持ちですが(後者を選んでも、おそらく地理は2単位ってとこでしょう)、歴史も大事ということはわかっているので、そこはいいです。地理と歴史どっちが大切かという議論は不毛です(どっちも大切に決まってます)。

 ただ、地理とセットの「郷土史」「世界と日本の近現代史」は神奈川県のオリジナル科目ということで検定教科書がなく、独自教材を作るようですが、「郷土史」はともかく、「近現代史」に危険な香りが…。検定教科書の記述に関しての問題はまだニュースになるから世論も動くでしょうが、独自教材は誰が、どんな視点で作るかというのが、本になって生徒に配られるまでわからなそうな気がします。右傾でもなく、左傾でもなく、真実だけが掲載されればいいですが、ひとつの出来事にそれぞれ諸説ある訳ですから、やはり誰かが1つの説を採用しなければいけないわけで。


 私の通っていた埼玉県立川越高校はいわゆる進学校ですが、理科も社会もほぼ全科目勉強しました。もちろん教科書まるまる1冊勉強した科目は受験で使った科目だけですが、こんな感じで履修しました。ちなみに3年から文系理系に分かれて、私は文系でした。

【社会】
1年 地理(ほぼ全範囲)、現代社会(前半は現社、後半は世界史の近現代w)←一応現社もやったから、未履修にはならないのかな?
2年 世界史(最初から半分くらい)、政治経済(ほぼ全範囲)
3年 日本史(最初から半分くらい)←日本史で受験しない人でも、3単位は必修で日本史がある!
 個人的に3年次に選択科目で地理と政治経済も(笑)。地理は受験用授業、政経は討論会w 日本史や世界史で受験する人は、3年次の選択科目で履修します。

【理科】
1年 生物(半分くらい)、地学(半分くらい)
2年 物理(半分くらい)、化学(半分くらい)
3年 理系の人は物理や化学の残りをがっつり。私は文系だったので、上の4科目から1科目選択。ちなみに地学選択でした。センター試験も地学受験。

 こんな感じでやれば、どれが必修とかいう議論をせず、それぞれの科目の一端は覗けるので、全くやらない科目ができるよりはいいのでは? 仕事柄(塾の教室長ですが、社全体の進路系の担当もしています)公立や私立の高校のカリキュラムを見る機会がありますが、特に私立の女子校では「地理」という科目が存在しない(生徒が選択できず、全員日本史を履修)高校が多くあります。確かに女性は地理より歴史を履修しがちなのでしょうが(私の大学のゼミも8割以上男だった)、選択の余地もないのはどうかと。こういう高校は私は生徒には勧めませんw


 地理の勉強ってホント楽しかったのになー(笑)。エロマンガ島探したり(違)。でもここまでやるとスゴイとしか言いようがない…。

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April 25, 2007

全国一斉学力テスト

 教育産業に関わっているので、問題内容も含めて注目していました。問題は新聞に載っていましたね。

 競争云々ということが言われていますが、まぁ程度問題ということでしょうね。競争はあるべきだけど、過熱して、テストのときに先生が生徒に答え教えちゃったりとか(笑)になると無意味だし。基本的に私は学校選択制に賛成ですが、それは学区割りがどう考えても不自然(至近の中学校の前を通って別の中学に通わなきゃいけないとか)な例などを見ているからで、各家庭の生活パターンを自ら考慮して選べるようになればいいなと思うからです。

 塾で複数の中学の生徒を教えていると、学校間の格差はすぐにわかります。以前の相対評価のときには「5」が取りやすい中学、取りにくい中学は確実に存在しました。もちろん学校ががんばっているとかもあるかもしれませんが、やはり地域の温度差(=教育に関心があるかないか)が大きかったのではないかと思います。もちろん保護者の所得も無関係ではないでしょう。

 学校の評価方法が絶対評価に変わっても、地域の温度差はすぐには変わらないでしょう(古い地域に新築マンションが乱立しているような地域は変わっていくのでしょうが)。実際、こっちの中学の方がレベルが高い(と思われる)から越境する、なんて生徒も実際にいます。

 でも、「レベルの低い学校」の生徒みんながレベルが低いのかと言うと、そうではありません。うちの教室にも複数の中学の生徒がいますが、あくまで個人ががんばっているか、そうでないかです(当たり前ですが)。

 ぶっちゃけ、「レベルの高い学校」は通塾率が高いだけなのかもしれません(笑)。

結論?
 ハコ(在籍する学校)も大事だけど、まず自分で一生懸命勉強せい(笑)。

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January 18, 2007

ゆとり教育見直しだって

 川崎市の小中学校が2期制になったのって、週休2日になって授業時間が減ったのをフォローするため(始業式や終業式が減れば授業ができるって)なので、土曜の授業が復活したら、また3期制にもどるのかな。

 文字通り「ゆとり教育」を信じてしまった親(=勉強は学校任せ)のお子さんは、たぶん相当学力難に陥っていると思うんですよ。

 たとえば、九九をすらすら言えるまで特訓する時間って、今の学校にはないと思うんですけど、それを家庭でしっかりフォローしなければ、3年生で出てくる2桁×2桁のかけ算がのろくなりますよね(九九を4回やって、さらに足し算をするので)。

 それに、54÷9とかを筆算始めちゃう子とか…。九九は徹底的に覚えさせてほしい。

 さらに、小学1年生の算数って、しっかりやっておかないと、けっこう後々まで引きずる内容てんこもりなんですよ。たとえば2数の和で10になる組み合わせを染み込ませたり、13−7のような繰り下がりの引き算も、暗記レベルまで鍛えたいところ。

 私が算数、数学を教えているので算数の話になりましたが、他の科目も同じようなことがあるんじゃないでしょうか。

 もちろんそんな簡単な話じゃないことはわかってるんですけどね。小学校に上がる前の家庭や幼稚園、保育園での過ごし方で大半が決まるような気もしますし。ということは、うちの娘ももう大半決まっているのか!(爆) この4月から小学校…。

 今「ゆとり教育」を受けてしまった生徒の親は、まだゆとり世代じゃなかったから(自分もまだ土曜日に授業ありました)、それなりに意識のある親だったら、ちゃんと自分の子どもにあれこれやっていると思うんですよ。でも、今のゆとり世代が親になった時が…。それまでに学校がちゃんと「勉強を教えてくれる」場にならないと、大変なことになっちゃいますよ。

 ますます塾が必要とされる時代が…(笑)。

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December 22, 2006

昨日のお出かけ

 年内の通常授業は20日で終わり(25日から冬期講習です)、しばらく交代勤務なので、昨日代休を取り、またまた娘と出かけてきました。娘は来年から小学生、平日に出かけるということができなくなるので、こういうチャンスは逃さないようにしています。

Risupia で、毎度の博物館・科学館詣でですが(笑)、今回は東京ビッグサイト近くにある、パナソニックの施設「リスーピア」。東芝科学館といい、ソニーエクスプローラサイエンスといい、ものつくりの企業がやっているこの手のものはホントおもしろいです。リスーピアは月曜休館なので、月曜休みの私はなかなか行けませんでしたが、今回やっと行けました。

 「リスーピア」は就学前の娘にはちょっと難しいと思いましたが、なかなかどうして、楽しんでましたよ。原理はわからなくても、「どうしてだろう?」という気持ちが湧くならOKですよね。もちろん「素数ホッケー」なんかはただ純粋に遊んでいただけでしたが(笑)。でもお父さんはちゃんとハイスコア出してきました(大人げない…)。

 ちょうど小学生が社会科見学に来ていて、大気圧の実験をやっていたので、便乗して見ていました。たまたまこないだの日曜日にランドマークタワーのエレベーターに70階まで乗って、「どうして耳がヘンになるの?」という娘の疑問に答えたばかりだったので、内容がドンピシャで、娘は興味深く見ていました。どこまで理解できたかわかりませんが、やっぱり理科は実験を見るのが一番ですね。

 リスーピアで終日過ごしてもいいくらいでしたが、ゆりかもめでお台場に移動。なぜって、アクアシティでやっている「チャングム展」の最終日だからに決まっているじゃないですか(爆)。今までの展覧会(前に見た高島屋のとか)はNHK主催でしたが、今回は初めて韓国のMBC(韓国文化放送)主催だったので、流れている映像が全部字幕で、初めて役者さんの生声のドラマを見ました。

Daejanggum2

 展示物はセットや衣装など、横浜で見たものと大差なかったでしたが、パンフレット(写真)だけでも600円の価値があったと思います。あぁ、やっぱイ・ヨンエ様美しすぎ(爆)。来年BSでやる字幕版、ちゃんと全話録画しなければ。

 これで終わりにするつもりでしたが、娘のリクエストで目の前のフジテレビへ。軽くスタジオプロムナードを回り、サザエさんのお菓子を買い、帰途につきました。

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October 27, 2006

履修問題

 ここ数日世間をにぎわせている「履修問題」です。

 成果を出すためなら手段を選ばない高校と、受験に必要ない科目は勉強したくない生徒の双方が満足できる…ってか?

 大学では基本的には専門的な勉強をするのだから、幅広い知識を身につけるチャンスがあるのは高校までだと思うので、「受験のために履修科目を減らす」って、ある意味その生徒の人生の厚みを薄っぺらなものにすることになると思うんですけど。

 ちゃんと我が母校(埼玉県立川越高校)のカリキュラムにも、そう書いてあります。

 別に一浪ぐらいしたっていいじゃないですか(体験談)。1年間集中して「受験に関係ある科目」を勉強すればいいんですよ。

 もちろん「なんで世界史が必修で、日本史と地理が選択なんだ」という議論は別問題として。

 ちなみに私、高校では
1年…現代社会(必修)、地理(必修)
2年…世界史(必修)、政治経済(必修)
3年…日本史(必修)、地理(選択)、政治経済(選択)

 いっぱい社会勉強しました(笑)。ちなみに当時は倫理は必修ではありませんでした。私は地理受験でしたが、3年の日本史必修は今となっては良かったかなと。確かに当時は苦痛でしたけどね。

 思い出すと、1年の現代社会の先生が世界史専門の先生で、「2年でやる世界史は現代史が手薄になるから」という理由で、1年生の後半は世界史の現代史をやっていました。正確に言えばこれもアウトなんでしょうね(苦笑)。

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